TOP NEWS 初メンター対談
2024.03.11

初メンター対談

りよ:今回は、今年初めてメンターを持ったメンバーを集めて対談をしてみようと思います。

まずは学生団体WAKAxYAMAに入ろうと思った理由やそのきっかけについて、それぞれ教えていただけますか?

たくま:塾の先生であったあさひさんに紹介してもらったのがこの団体を知るきっかけになりました。自分が教員を目指していく中で、中高生と関われるという経験ができるのは貴重なことだなと感じました。また、こども教育学科に所属していることもあり、子どものお世話をするのにあたって親との連携がすごく大事だと思ったので、テーマである周産期うつに詳しくなっていたほうがいいのかなって感じました。

のん:2023年度のサポーターでもある、大学の岡本先生のお話を聞く機会があり、そこで一人ひとりに手渡されたチラシでこの団体を知りました。何か組織を運営するという裏方に携わってみたいなっていう気持ちがあり、この団体だとできることをチラシで知ったのが入るきっかけになりました。

りよ:ちゃんと自分たちで作ったチラシが届いてこうやって入ってきてくれていると思うととてもうれしいですね!

私は進学先を選ぶ際に、知り合いがいると頼りっぱなしになってしまったり何でも親を頼ってしまうなど、いつまでも自立できないと感じ、和歌山から出ることに決めました。ですが、その土地に住んでいなくても育った地域に何かの形で少しでも役に立てないかと考えてメンターになることを決意しました。

こはるんは舞対談でメンバーになろうと思ったきっかけや理由はお話ししてもらっているので、2021年度のアイデアソンに中高生として参加しようと思った理由ときっかけについて聞きたいと思います。

こはる:きらぎんと参加したのですが、どちらも部活もしていなかったため、高校の時にもらったチラシを見て、思い出作りじゃないけど経験になればいいかなという軽い気持ちで参加したのがきっかけでした。

りよ:それでは次に初めてメンターをもって思ったことをそれぞれ教えていただけますか?

たくま:中高生とは言っても何歳か離れている子たちを引っ張るのがすごく難しくて、最初からコミュニケーションをとるといっても異性やしで年下ですごく手こずりました。でも、仲良くなった時に、年が近いから距離も近くて思いを伝えても思うように伝わらなかったり、いうことを聞いてくれないことが多かったです。進めていく中でこういう言葉を選べば伝わるとか行動の仕方を自分の中で工夫したり、一人ではわからないときは先輩に助けてもらったりしたことで、人とのかかわり方の面で成長できたのかなって思います。

のん:私もメンターという、誰かを導くことはしたことなかったし、高校のカリキュラムで似たようなことはしたけど、アイデアソンという方法を使ってやっていたわけじゃないから、どうやって進めていくのがいいのだろうという面で悩みました。また、自分がどうやって中高生を引っ張っていく形がいいのかなど関わり方を試行錯誤しました。2人のメンターを持ったけど、一人ひとりに対する接し方がどんどん変わっていき、上手く伝えたいことを伝えられるようになったという技術を実感できました。相手が中高生ということで学生=「THE学業」という子たちだったから日程組むのがすごく大変だったりもして、どうしたらこの子たちが一番取り組みやすい環境になるのかも考えました。

こはる:私もみんなが言うように距離感ですごく悩みました。2人のメンティーを持って、私と同じ高校だったので話が合い仲良くなれたんですけど、仲良くなりすぎると厳しいことを言いづらくなったり、逆に距離が遠くなったら意見を自由に言いづらくなってしまうので、ちょうどいい距離感を保ちづらかったです。高校生は学校に塾に時間が限られていたので、チームによって進め方の違いが出ていて焦りもありました。

りよ:そうですよね、、皆さん中高生との距離間にすごく悩まれていたみたいなんですが、私も同じで、いくら運営大学生とはいっても、数年前までは高校生であったから中高生の気持ちに寄り添ってサポートすることを軽く考えていたけど、スケジュールや距離の都合でなかなか会えず、中高生にはさみしい思いをさせてしまったなあ、、、ほかのメンバーにも私がいない分動かせてしまったし、人をサポートするのって思ったより大変なんだって実感しました。

でも、その分、この活動をしていないと得られない経験もたくさんあって充実した1年でした。たとえば、運営側になる大学生や、アイデアソンに参加してもらう中高生を集めたり、この団体のことや活動を広める「SNS班」、各チームのメンターにこういう情報が欲しいと言われたら調べて提示できるようにするなどをしている「リサーチ班」、こういったHPを編集する「HP班」などがあり、どれも遠隔でできるタスクでした。

みなさんは運営側でどんな役割や活動をされているんですか?

たくま:何の職に就いていたかと聞かれたらメンターとしか言えないんですけど、オフィスから家が近いため、遠方で来れなかったりする人の代わりにチラシの整理などの作業や準備などをすることが多かったです。

のん:一年を通して役割を持っていたのはSNSで、SNSの投稿を作って投稿を行いました。投稿するスケジュール管理がとても大変でした。他にもメンターを持ったり、教プロの一日のスケジュールや役割を指示したりもしました。あと、面接とかももろもろしました。

こはる:主に私はデザインをやっていました。その中でも一番大きな仕事は2023年度の団体の黄色いTシャツをデザインしました。他には、受験終わってすぐに団体に所属したので協賛にも数件行かせていただきました。ラジオやメディアにも宣伝などを行い出演しました。

それぞれ初めてすることが多かったと思うのですが、特に大変だったところや苦労したところはありますか?

たくま:運営側に回ってサポートして引っ張ることが初めてだったし、役割をもらうにしても学校とは違い責任感が重かったです。

のん:高校まではほとんど身内で完結することばかりだったなって改めて実感しました。期日を守らなければその次のことに遅れが出たり、団体内では済まない時は先方のほうに影響していくことが多くあったので、期日の責任が大きいなって思いました。SNSについては、一人ですべて作っているわけではないから、その人ごとの味が出てしまって団体のイメージとは違うのではないかを気にすることがありました。

こはる:高校生だと、自分の周りに両親と友達とかの身近な人しかいなかったのに、団体に入ってからはおとなの人ばかりに囲まれていて、協賛行く時などにおとなのとの考えや接し方に困ったことがありました。メンターとしては、アイデアソンまでに知識を習得するっていうのが大変でした。当たり前やけど、協賛に行くときに企画書を渡して説明するんですけど、質問が飛んで来た時にあやふやな回答をしてしまったことに後悔しています。中高生相手には知りたいことをその場で答えてあげられなかったことに足を引っ張る感じがしてプレッシャーが大きかったです。

りよ:共感できる苦労したこともあったけど、協賛などの携わらなかったことにそんな苦労があったんだって初めて知りますね、、

皆さんが運営大学生として学生団体WAKAxYAMAのメンバーになっておよそ1年が経ちますが、この1年の心境の変化など成長したなと思うことはありますか?

たくま:人間関係や言葉選び、行動の仕方など細かい部分です。メンター以外の団体に所属していることで成長した部分は、ヒアリングしに行った先などの大人と関わることが多く、説明の仕方や礼儀に気を付けなければならない場面で、中高生を連れて行くという経験が初めてだったので、子どもだけでなく、大人とのかかわり方というのも勉強になりました。

のん:やっぱり一番は自分の行動で、期日に間に合わせるために、自分が請け負った仕事は受け取った瞬間に終わらせるや、後回しにせず覚えているうちに行うと言う意識付けをほんまに、この1年間でついたなって思ってます。あとは社会に出たなとすごく感じます。大人の人の関わり方やメール1つにしてもどのように伝えたらいいかなど小さいこともひとつひとつに意味があるんだなと全て実践していこうと思えるようになりました。相手優先で考えるという思考になったと言うところも成長した点かなって思います。

こはる:のんちゃんが言った通り、そのまんまなんですけど、まじ社会に出たなって感じで、関わる人が大きく変わったというのがいちばん大きいです。喋る相手が大人になるとそういう考えがあるんやっていう色んな視点をもてたり、何をするにも大人の人が関わってくるちゃんとしなきゃと言う責任感を持つことができました。他には、団体で、社会問題を解決するのが大元になると思うんですけど、身近なことやニュースで問題が出たときに、自分やったらどう行動したら解決できるかなとか、行動したらどんなことができるかなとか、団体内だけでなく、日頃から考えるようになりました。

りよ:私は小中高一貫で新しい出会いが少なかったこともあり、見知らぬ人がいる場での発言に抵抗があり、苦手でした。ですが、メンバーとの出会いや中高生をサポートしなければという使命感で初めて会う人の前でも、言葉に詰まってしまうけど意見を言えるようになりました。そのおかげで、大学やサークルなどでも自分の意見をはっきり提示できるようになり、したいことができたり、議論して納得したり、毎日が楽しくなりました。

これから運営に興味のある大学生に向けてメッセージはありますか?

たくま:最初はわからんことだったりうまくいかないことがすごく多いと思います。自分も入ったばっかりはこんなにしっかりしてる団体なんやってびびった部分も正直あるし、何をするんだろうって不安だったりすることもあって落ち込んだりすることも多くなるかもしれないけど、そういう時は何も心配せずに先輩とかに気兼ねなく聞いてください!この団体は先輩後輩関係なく距離が近いというのがいい所だと思うのでいっぱいお話ししたり相談乗ったりメンターだけでなく人生相談などなんでもお話とかするとより良い団体生活になるんじゃないかと思います。

のん:興味を持ったら、とにかくもう是非入ってきて欲しいなと思ってます。社会問題に取り組みたいでもいいし、運営や組織の裏方をやってみたいでもいいし、中高生と関わってみたいでも、動機ってほんまになんでもいいけど、入ったらすごい楽しいし、自分のしたいことがあったら、大学生がいればいるほどできる、大学生がいなかったらできないけど、あなたが入れば出来るから、そのパッションがあるなら!興味があるなら!是非とも入ってきて欲しいし、たくさん人生相談も乗ります!入って、怖いことは無いと思います。みんな真剣にやってるからこそ、シビアな話もするかもしれないけど、学年関係なくみんな真剣だからこそ成り立つことなので、上下関係とか関係なく、1度入ればあなたも団体メンバーの一員なので、是非とも入ってみてください!

こはる:ふたりが言うようにどんな目的でもいいから1回入ってみて!っていうのが1番です。デザインしてみたいならTシャツをデザインしたらいいし、大人と関わりたいなら協賛やメールを打つでもいいし、とてもやりがいがあります。ほかの大学生よりも濃密な大学生活を過ごせることは保証できるので、是非入ってください!

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