学生団体WAKA×YAMA

和歌山にゆかりのある学生が集い、2018年5月に創設されました。和歌山県が抱える様々な社会問題に向き合い、若者の力で持続的に課題を解決していくことを目指し、活動しています。

アイデアソン

WAKA×YAMA SUMMER IDEATHON 2022
~被災後の心、身体、そして生活を守る~

「2022年のIDEATHONのテーマは、防災の中の『避難生活』。避難生活におけるメンタルヘルスの維持や災害関連疾患の発生を減らすこと、より快適な避難生活にすることを目的とし、中高生が和歌山県における避難生活の課題に取り組み、解決策を生み出します。※プログラムは原則オンライン開催(8/7、9/4、10/2、10/10のみ対面開催を予定。ただし、新型コロナウイルス感染症拡大の影響に伴い、急遽オンラインに変更する可能性があります。)」

開催概要

プログラム/

WAKA×YAMA SUMMER IDEATHON 2022

STEP.1

5/1~6/12 参加中高生募集

*WSI2022 説明会の実施
募集期間中に5月22日、5月28日の18時から、WAKA×YAMA SUMMER IDEATHON 2022についての説明会をオンラインで実施します。
■説明会概要
学生団体WAKA×YAMAについて、WAKA×YAMA SUMMER IDEATHON 2022のテーマ・概要について、中高生からの質疑応答

 

6/20~7/10 応募者面接

応募者への面接・IDEATHON参加者の選考。応募者に対して面接を実施し、3ヶ月のIDEATHONへ参加する中高生を選考。

STEP.2

8/7(日) キックオフ・デザイン思考DAY

この日は中高生が大学生と一緒に、2か月間のアイデアソンを走り出す日になる。また、課題解決を 行うための手法であるデザイン思考をゲストの方からワークショップを通じて学ぶ。さらに和歌山県 の防災の現状を把握するための時間も設ける。

8/21(日) 課題設定DAY

ここまでに中高生が行ったヒアリングをもとに、困りごとの本質を見つけ、各チームが取り組む課題を設定する

8/28(日) ソリューションズDAY

防災に関する先行事例を生み出されている方にご講演していただき、想いとそのアイデアを生み出すまでの過程を学び、これまでに設定した課題を解決することができるアイデアを考案する。

9/4(日) メンタリングDAY

この日までに設定した課題とそれに対する解決策を改めて見直し、次週の中間報告DAYに備えて資料を作成する。

9/11(日) 中間報告DAY

プログラムの中間地点となる日である。この日は各チームが設定した課題と解決策を発表し、審査員がそのクオリティを評価し、中高生にフィードバックを行う。

9/18(日) プロトタイプDAY

中間報告会で審査員から受けたフィードバックをもとにチームの現状を見直す。また、解決策のアイデアを実装に向けて働きかけるためのプロトタイプを作成し、今後の方針を立てる。

10/2(日) 登壇チーム選考会

全チームがこれまでに考えたアイデアのプレゼンテーションを行い、厳正なる審査のもと評価し、シンポジウムに登壇するチームを決定する。また、次週のシンポジウムに向けてプレゼンテーションの確認を行う。

STEP.3

10/10(月・祝) シンポジウム

・場所/和歌山県民文化会館 小ホール
・アクセス/JR「和歌山駅」から「2番のりば」バス約10分、「県庁前」バス停下車(約300m・徒歩約4分)
・来場者/観覧者目標500人(オンライン配信を含む)
・主催/学生団体WAKA×YAMA
・内容/中高生によるプレゼンテーション、防災アイデアのポスター展示

テーマ背景.1

テーマ背景.1

WAKA×YAMA SUMMER IDEATHON 2022
~被災後の心、身体、そして生活を守る~

地震による犠牲者のうち、発災から時間が経ち、避難生活が始まってから命を落としている人がかなりの割合でいる。東日本大震災での犠牲者1万7532人のうち、津波による犠牲者を除くと2326人※1。そのうち震災関連死の人数は1632人。これは全体の7割を占める※2。熊本地震での犠牲者はのうち、震災関連死の割合も全体の8割に及ぶ※3

2011年東日本大震災 犠牲者割合2016年熊本地震 犠牲者割合

犠牲者(津波被害を除く) 関連死

出典:※1.復興庁『東日本大震災における震災関連死の死者数』(2021)※2.復興庁『東日本大震災における震災関連死に関する報告 』(2012)※3.熊本県『平成28(2016)年熊本地震等に係る被害状況について【第312報】』(2021)

テーマ背景.2

テーマ背景.2

一次災害だけでなく、避難生活時の二次災害に取り組む必要がある。また、避難生活では様々な困りごとが発生する。

避難生活での様々な困りごと

避難生活の環境を改善する必要があり、対策は事前に行う必要がある。

出典:※4.内閣府『避難に関する総合的対策の推進に関する 実態調査結果報告書』(2013)アンケート人数 4214人※5.植田信策『避難所運営は減災の要 ~東日本大震災からの今後の展望~』(2021)※6.永幡幸司 など『避難所における生活環境の問題とストレスとの関係について』(2005)アンケート人数87人※7.仲野裕美など『阪神大震災における避難所の食事 ―避難生活者からみた配給食の実態― 』(1996)アンケート人数270人

私たちの目指すゴール

メンタルヘルスの維持 災害関連疾患の発生を減らす より快適な避難生活にする

サポーター

岡本 光代 様・岡本 光代 様
和歌山県立医科大学 保健看護学部 准教授

古澤 良祐 様・古澤 良祐 様
株式会社タカショーデジテック代表取締役社長
フェスタルーチェ実行委員会会長

山本 雅史 様・山本 雅史 様
株式会社アワーズ (和歌山アドベンチャーワールド)
代表取締役社長

中井 政義 様・中井 政義 様
一般社団法人防災プロジェクト代表理事
3.11の被災者である震災語り部

WAKA×YAMA SUMMER IDEATHON 2022 シンポジウム特設ページ