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ハロウィンを目前に迎えた、10/27の夜。

学生団体WAKAxYAMAの定例ミーティングが行われた。

　司会を務めるのは、「肉疲労」と書かれた白い仮面をかぶる青髪の男。ヘリウムガスで声を変えている｡僕には何がコンセプトなのか分からないが、どこか怪しげな雰囲気が漂っている…まるでデスゲームのゲームマスターのようだ。よく見ると、画面後方にはプリンセスの姿が…「肉疲労」に囚われているのだろうか？「肉疲労」の近くには、みかんの精とバナナが仕えている｡もしかすると、このみかんの精は「みかんの会」のスパイかもしれない…｡ん…？バナナが何かしゃべっている。「ニンゲン、ホロボス… ニンゲン、ホロボス…」なんて物騒なバナナなんだ。あぁ、僕はどうしてこんなミーティングに参加してしまったのだろう。

　誰かに助けを求めなければ…と思っていると、パトロール中の警察官に遭遇！彼は医学生ながらに学生団体の代表を務め、ハロウィンの夜には街中をパトロールする非常に善良な市民である。しかし、彼は5つもの再試を抱えている。これ以上、彼の仕事を増やしてはいけない。あとで、好物の牛丼をプレゼントしてあげよう…

　あー、誰か頼れる人はいないのか…諦めかけていると、見るからにドンキで買ったと思われるレインボーのアフロヘアにたらこ唇のマスクをした男がいた｡彼は大阪のおばちゃんと名乗っているがどう見ても、男だった。彼は以前、夜に街を歩いていたところを警察官に職質されたと言っていたが、この姿を見れば納得がいく。

　気がつけば、ミーティングも終盤に差し掛かり、「肉疲労」の声はすっかり元に戻っていた。大阪のおばちゃんは鼻に爪楊枝を詰め始めた｡バナナは弟を迎えに行くと言って退出した｡めっちゃいいやつだった。最後に「肉疲労」が青髪を戻しにシャワーへ…最後の言葉は「次は、黒髪で会いましょう！」だった。

　賑やかなハロウィンミーティングはあっという間に終わりを迎えた。最後はみんなで報告書の最終確認。来週からはまた、いつも通りのミーティングが開かれる。来年のハロウィンミーティングはどのようなものになるのだろうか…お楽しみに…！ 　

　学生団体WAKAxYAMAは、これからも和歌山県の社会問題を解決すべく活動してまいります！最後まで読んで頂きありがとうございましたHappy Halloween ♪

グラサン男